情報化社会への対応 4

まず、職員の教育、あるいは職員の学習です。


職員は一人一人がそれぞれ生協活動を担っている一員ですから、絶えず学習をやっていかなければなりません。


それに、絶えず変わっている時代ですから、これでもう卒業ということはありません。


文字通り生涯、学習を続けていかなければなりません。


しかし、これは職員だけのことではありません。


生協の基盤になるのはやはり組合員です。


生協活動を推進していくうえにおいても、組合員の教育・学習が根幹になるはずです。


他方、「豊かな社会」化や自由時間の増大、あるいは人々の長寿化に伴う生活二ーズの変化のなかで、人々の学習への要求もますます高まってきています。


そうした動きに対応していくうえでも、教育・学習の関連事業はこれからますます重要になります。


3また、生協は生活の安定・向上を目ざす生活運動であるとともに、人格的な協同体を広げていこうとする一つの社会運動です。


いずれの面でも、それが運動である限り、不断の教育と学習が必要です。


そしてこの場合、ただ組合員だけではなく、組合員を通してその地域に向けても教育・学習活動は考えられてしかるべきでしょう。


さらに、新しい国際化に対応しようとすればするほど、教育・学習活動に配慮が加えられねばなりません。

西洋の手相術

最近手相にはまっています^^

ちょっとだけ、手相の歴史にも触れてみました。


西洋の手相術は、紀元前3000年頃、インダス文明の地で創始されたといいます。


これがメソポタミアを通ってエジプトに伝えられました。


『旧約聖書』にも、「箴言」の「右の手には長寿を、左の手には富と名誉を持っている」や、「ヨブ記」の「(神は)人の手の業をすべて封じ込め、すべての人間に御業を認めさせる」のように、手相に関した記述がみられます。


とくに「ヨブ記」の記述は手相学の根拠としてしばしば引用されています。


古代ギリシアではアナクサゴラスが手相術を講義したといい、アリストテレスも『動物誌に手相に関する記述を残しています。


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情報化社会への対応 3

生協は生活情報のセンターになっていくのでなければなりません。


今日、「灘神戸生協トータル・インフォーメーション・システム」ということがいわれ、その確立が企図されていますが、この場合、こういう二種のものが考えられてよいと思います。


新しい基本計画にも、そうした配慮が盛られているものと考えたいものです。


次は、教育・研究にかかわる事業です。


こういう事業も格段に推進されなくてはなりません。


・・・というのは、今日、一般に生産や流通、管理や運営の技術がどんどん進んでいるからというだけではありません。


生協が今日、自身が岐路に立ち、歴史的な諸問題に直面しているからでもあります。


初めに見たように、生協は現在、世界的に、思想上の危機、理念上の危機に陥っています。


そのため、生協人はなによりも生協の基本精神を体得し、同時に大きく転換している時代を見すえて、新しい方向を模索しなければなりません。


これは結局、研究活動や教育活動に結びついてくるようになります。


ですから、教育・研究事業が今までよりもはるかに重要になります。

情報化社会への対応 2

生協組織が今日のように巨大化してくると、この組織を効率的かつ民主的に運営していこうとするならば、どうしても今日進んでいる新しい情報化技術を導入しなければなりません。


情報の組合内のネットワークを確立していかなければなりません。


これは現在も進められているはずですが、今後ともますます重要になってきます。


もう一つは、生活情報の収集・提供の拡充です。


商品の多様化・可変化が進めば進むほど、生協には、組合員さらには地域にたいし、商品情報をはじめ生活情報全般を的確に提供することが、ますます重要になります。


そしてそのためには、生活情報のすべて、したがって人間や生活にかんする情報はすべて生協に集まるようにする必要があるでしょう。


つまり、生協はいわば人間・生活情報の中心になるようにしていかなければなりません。


生協に行けば、人間生活とそれに関連する情報はすべて得られる、というぐらいに情報を集めておくことが要求されるでしょう。


・・・でないと、今日のように大きく転換する時代に、人々の要請に応えていくことはできないでしょう。


まして、人々の生活を導いていくようなことはできなくなるでしょう。


ですから、情報化の推進は、組合の運営のために不可欠になっていくだけではなくて、生協の本来の性格からしても必須となります。


情報化社会への対応

生協は一つの生活運動です。


半歩先を歩いて行かなくてはなりません。


先導性をもっていなければなりません。


さらにそれだけでなく、人格協同体の実現を図っていこうとする社会運動でもあるわけです。


そして半歩先を進んで、新しい生活と社会の実現を目ざしていこうとするのであれば、当然、情報とか教育が決定的に重要な意味をもってきます。


とくに、今日のように生協が大きな組織となり、世の中の変化も激しくなってくると、それらのもつ意義はますます大きくなってきます。


まず第一に、いわゆる情報化社会の進展に対応していかねばなりません。


歴史的な新しい技術革新の波のなかで情報化が急ピッチで進んでいる今日、生協だけがじっとしているわけにはいきません。


それでは時代に遅れをとってしまいます。


しかも生協には、世間よりも半歩先を行くことが要求されます。


情報化への不断の即応が必要です。


ここでは情報化への対応として、重要なものを二つあげておきます。


一つは、組合内の情報交流の促進です。

新しい国際化への対応 3

日本の地位の向上に加え、大きくなればなるほど、それだけ責任も大きくなるはずです。


・・・ともあれ、新しい国際化に対応して、こういう面からもさまざまな事業が重要になってくると思われます。


このような状況の下にさまざまの事業を展開していくなかで、一部は既述のところにもすでに含まれていますが、さらに別種のいくつかの事業展開が、決定的に重要になってきます。


広義の情報関係の事業です。


それに関係のあるのが教育や研究にかかわる事業です。


こういう事業が今後ますます重要になってきます。


・・・いえ、今後というよりも、もともと生協においては、教育の促進は基本の行動原則の一つでした。


あのロッチデール原則でも、初めからそれがうたわれていました。


灘神戸生協でも設立の当初から、そしてみんなが腹をすかせていたあの敗戦直後でも、教育・文化活動が続けられてきた、と聞きます。


これは当然のことです。


なぜなら、生協はたんなる台所の合理化に終わるものではないからです。

新しい国際化への対応 2

役員にも、職員一般にもますます国際感覚が要求されてきます。


このため、役・職員の国際人への育成がもっと促進されてよいように思われます。


また、新しい国際化に関連して、今後は製品輸入がさらにますます進むことは明らかでしょう。


生協にとっても、このことは今後とも重要になるはずです。


この場合、生協にとっては価格上の配慮だけではまったく不十分です。


安全性や健康性といった品質の配慮がことに重要となります。


生協においても、新しい国際化に対応した対外組織化が必要となるでしょう。


あるいは、海外でもだんだんそうなるでしょう。


そうなってくると、日本の企業一般についていえるのと同じことが、生協についてもいえることになりはしないでしょうか。


ある加工部門溺は場所を海外に移したり、海外の生協に委ねたりして、その製品を輸入します。


ものによっては、生産・加工を委託します。


こちらで造って海外の生協に出すものも出てくるでしょう。


そういう一種の生協間の国際分業というものも、これから真剣に考えられてよいのではないでしょうか。


さらに、世界における日本の地位の変化とも関係してくるのですが、日本の生協のもつ位置が高まり、それとともに責任も大きくなってきています。


そのため、海外の、とくに途上国の生産活動を助成する仕事が多くなるでしょう。


事業のノウハウを教える、あるいは海外の生協マンの教育を受けもつ等々、今日すでに一部はやっていることでもありますが、そうしたことへの要求は今後格段に高まっていくでしょう。

新しい国際化への対応

六甲山の裏と表では、生活の二ーズに違いが出てきます。


農村部と都心部、あるいはインナーと新造成の住宅地とでは事情が違ってきます。


こうした地区の二ーズの特性に対応して、それぞれの地区の生協が特徴のある事業を展開するということがあっていいはずです。


みんな一律の画一の事業というよりも、地域や地区によって違ったものがあっていいはずです。


・・・というよりは、そうしたニーズの特性に対応していくことが必要でしょう。


もう一つ、今日、新しい国際化の時代に入っていることも忘れてはならないでしょう。


地区二ーズへの対応とともに、この新しい国際化への対応も重要になります。


その一つは、海外の生協との人的な交流をもっと深めていくことです。


今日すでに交流はありますが、これをもっと深めていくことです。


生協では、今日しばしば海外旅行を企画して海外の生協を訪問することが行われていますが、こういうものをもう少し組織化し、定例化していってはどうでしょうか。


組合員についても職員についても、です。

生協事業の新しい展開 4

新しい事業の展開が、生協の基本の理念と人々の二ーズの変化に対応して重要になってくるわけです。


・・・この場合、同時にココロの要求の高まりへ対応していくことも非常に重要になります。


これは今度の基本計画でとくにうたわれてはいませんが、目ざされているサービス事業の展開のなかにいろいろと含まれていると考えられます。エグゼクティブトレードによると、これはとりわけ強調されてよい領域でしょう。


ココロ、つまり生きがい教育、生きがい学習といったようなもの・・・


あるいは「出会い」を中心に新しい事業を進めていくようなことが、これからますます重要になっていくでしょう。


自然との交わりを深めていく、近所のいろんな遺跡などを訪ねて歴史との出会いを広げるこれらは生協でもすでに始められています。


あるいは、人との出会い、これもコミュニティ・クラブをつくって、そこで出会いを促進しようとしています。


こういうものは生協にとって、ある意味では決定的に重要でしょう。


・・・これらに関連して、地区による二ーズの違いに注意されねばならないでしょう。


共通のものももちろん多いですが、地区によってそれぞれ特色のある二ーズもあります。

生協事業の新しい展開 3

社会的サービス、ことに地域向けのサービスというのは、生協がこれからとくに力を入れてしかるべき領域になるものと思われます。


例えば、すでにやっている青少年の錬成、地域のいろんなスポーツの助成、あるいは高齢者の介護といったものは、これからどんどん重要になります。


それらは、人格協同体たる生協の基本の理ともあれ、こういう地域サービスのような仕事も重要な課題です。


基本計画に、とくにサービスに関連して新事業を開発する計画があげられています。


「消費構造の変化やライフスタイルの変化に適応するために……サービス事業分野を発掘し……」とあるのは、こういうことをいっているのであると思います。


社会的サービスにかんしては、基本計画の②③④というところで非常に強調されています。


例えば、スポーツおよび青少年活動を活発にしていく計画だとか、福祉活動を活発にしていく計画です。


後者には老人ケアもいろいろ入っています。


それから文化・福祉への対応を強化するということも力説されています。


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